高知大学医学部開学50周年、誠におめでとうございます。私たちジャズ研究会は、日々の講義や実習に全力で取り組みながら、音楽とも真剣に向き合っています。放課後になると自然と練習室に仲間が集まり、それぞれの楽器の音が少しずつ重なっていきます。思うように吹けないフレーズに何度も挑戦し、リズムが合わずに笑い合い、ときには本気で意見をぶつけ合うこともあります。それでも「もっと良い演奏をしたい」という同じ思いが、私たちを何度でも前に進ませてくれます。
本番前の張り詰めた空気、ステージに立った瞬間のまぶしい照明、仲間のソロに胸が熱くなるあの感覚。互いの音に耳を澄ませ、呼吸を合わせながら一つの演奏を創り上げたときの高揚感は、言葉では言い尽くせないほどの喜びです。その一瞬のために重ねてきた時間すべてが報われるように感じます。
ジャズは即興の音楽です。楽譜だけでは完結せず、その場の空気や相手の音を感じ取りながら、自分の役割を考え続けます。この経験は、将来医療の現場で患者さん一人ひとりに向き合い、チームで支え合う姿勢にもつながっていると感じています。
50年の歴史を刻んできた本学の一員として、仲間と音を重ねた青春の日々を胸に、挑戦する心と温かさを忘れず、これからも学び続けてまいります。