2025.12.03.UP
垣井 真絢
ミス・インターナショナル2026日本ファイナリスト兼高知代表
高知大学医学部開学50周年、誠におめでとうございます。
人生には、知らず知らずのうちに胸を揺さぶる葛藤があります。
25歳、私はその岐路に立ち、自分だけの未来を切り拓く挑戦の道を歩むべきか、それとも守られた安心の道に身を委ねるべきか、心の奥で問いかけました。安心の道には失うものは少なく、寄り添ってくれる人や環境もあります。ですが、長い目で見れば、そのままでは拭えない不安や後悔が待っているかもしれません。
挑戦の道は時に孤独で迷いも伴います。それでも、まだ出会ったことのない感情や経験に触れ、未来の自分と、その未来を彩る景色を心から喜びと共に想像できます。その想像が、今の私に確かな力と勇気を与え、前に進む力を何倍にもしてくれるのです。
在校生の皆様、迷いや葛藤をどうか恐れないでください。立ち止まること、悩むこと、そのすべてが自分を知り、夢に向かう力を育みます。挑戦する自分を信じ、心を奮い立たせて前に進んでください。
高知大学で出会った仲間や先生方、この土地の温かさ--そのすべてが、私に覚悟と希望を与えてくれた最初の原点です。これからも、私はミス・インターナショナル2026日本ファイナリスト兼高知代表として、日本代表選出大会に臨むにあたり日々精進し、高知県や母校の魅力を日本全国、そして世界に届けて参ります。生まれてから関わってくださったすべての方々や地域に、心より感謝し成長を重ね、高知へ恩返しして参ります。
最後になりましたが、皆さまのご多幸とご健康を心よりお祈り申し上げます。

井上医学部長、大坂看護学科長にミスインターナショナル高知代表の報告をしました。(令和7年11月26日)