

医学部長
井上 啓史
高知大学医学部は、1976年10月に高知医科大学として設置され、1978年4月には、第一期生を迎え入れ、開学いたしました。1981年4月、医学部附属病院が設置され、1998年4月、看護学科が設置されました。高知医科大学の建学の精神である「敬天愛人」「真理の探究」のもと、これまで5,700名以上の優れた医療人を輩出し、高知県のみならず国内外において数多くの卒業生が活躍しています。そして、2028年4月には、開学50周年という大きな節目を迎えようとしています。
この記念すべき節目にあたり、学生および教職員とともに、「高知大学医学部・旧高知医科大学開学50周年記念事業」を計画しております。この記念事業を通して、これまで50年間支えていただいた卒業生とそのご家族、関係者さらには地域のみなさまに心よりの感謝の意を表するとともに、これからの50年間を見据え、未来の高知大学医学部をしっかりと支える次世代の医療人育成強化に向けた取り組みを行います。その取り組みの柱となるものが、「医学部会館 (通称 学生会館) の増築・改修」です。つきましては、記念事業の趣旨をご理解、ご賛同いただき、格別のご支援、ご協力を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
今後も高知大学医学部の一層の飛躍を目指して尽力してまいる所存です。引き続き、ご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
本学は、1976年に高知医科大学として設置、1978年に第1回入学式を挙行しました。
1981年4月には附属病院を設置、10月に診察を開始し、1998年には看護学科を設置いたしました。
また、2003年には大学院を設置するとともに、旧高知大学と統合し、高知大学医学部となりました。
開学50周年を記念し、次代を牽引する高知ブランドの医療人材を育成するため、教育研究環境のさらなる向上を目指し、医学部会館をリニューアルする予定です。
増築・改修の内容
●学生の自主学習環境の整備
●災害時を見据えた施設整備


医学部会館は1980年3月に建築され、医学部の中では講義棟と実習棟に次いで、三番目に歴史がある建物です。『がっかん』の呼び名で学生たちに親しまれ、特に医学科の6年生にとっては、国家試験前の集中学習の場として、卒業後も忘れられない施設となっています。
現在、この事業にご賛同いただいた方にご寄附をお願いしています。ご寄附をいただいた方は、税制上の優遇措置が受けられます。また、基準額以上のご寄附を寄せていただいた方には、ご芳名板の掲示をさせていただく予定です。
ご寄附の方法やご芳名版の掲示条件の詳細については、「ご寄附のお願い」ページをご参照ください。
開学50周年を記念した各種催し物を現在企画中です。
●催事(記念式典、記念講演会、記念祝賀会、市民公開講座等)
●医学部開学50周年記念誌の刊行
各事業の詳細は、決まり次第お知らせで案内いたします。